株式会社LIFIX

長尺シート下地の不陸調整・下地作成

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長尺シート下地の不陸調整

長尺シートの仕上がりは、貼る前の下地で決まります。
長尺シートは厚みのある塩ビ系シートですが、床の凹凸を吸収する材料ではありません。下地の形がそのまま仕上げ面に出ます。株式会社LIFIXは東京・一都三県で、長尺シートを貼る前の不陸調整・下地作成をセルフレベリング材(床レベラー)で行っています。元請・内装工事会社・設計事務所・管理会社様からのご相談に対応しています。

長尺シートの下地に求められる平滑さ

「どこまで平らにすれば貼れるのか」は、下地を直す側と貼る側で認識がずれやすい部分です。一般に床下地の精度は3mにつき±3mm以内が目安とされ、長尺シートのように薄く追従性の高い仕上げ材ほど、下地の凹凸が表面に出ます。

ただし実際の判断基準は、採用するシートメーカー・接着剤メーカーの施工要領が優先です。施工要領に下地精度や含水率の指定がある場合は、事前にお知らせください。その条件に合わせて必要な施工厚と乾燥期間を決めます。

不陸が残ったまま貼るとどうなるか
  • 照明の当たり方で凹凸が浮き上がって見える(特に横から光が入る廊下・エントランス)
  • 局所的に接着が効かず、浮き・膨れが発生する
  • 端部・継ぎ目・立ち上がりの納まりが安定しない
  • 什器や台車の荷重が凸部の一点に集中し、そこから破断する
  • 貼り直しになると、シート材料費に加えて撤去・再施工の手間が二重に発生する

既存床材別|長尺シートを貼るまでに必要な下地処理

既存の床材が何だったかで、撤去後に残るものと必要な工程が変わります。

撤去した既存床材残りやすいもの必要になりやすい工程
Pタイル・塩ビタイル接着剤の斑、目地線状の段差ケレン・研磨 → プライマー → SL材
塩ビシート(既存長尺)接着剤の層、部分的な下地の食いつき跡ケレン・研磨 → プライマー → SL材
タイルカーペットピールアップ糊(粘着が残る)溶剤・研磨で除去 → プライマー → SL材
陶磁器タイル張り付けモルタル、目地、下地ごとの欠損斫り・断面修復 → SL材(厚みが必要になりやすい)
モルタル金鏝仕上げの上に直貼り既存モルタルの浮き・ひび割れ打診調査 → 撤去または樹脂注入 → SL材
なし(新築スラブ直)レイタンス、打設精度のばらつきケレン・清掃 → プライマー → SL材

撤去跡そのものの復旧(接着剤残り・斫り跡・欠損の充填)については床材撤去後の下地補修・原状回復で詳しく解説しています。

施工場所別|長尺シート下地で注意する点

マンション・ビルの共用廊下・階段

居住者・利用者の動線を止められないため、区画を分けた施工になります。階段は踏面ごとに高さの基準が変わるので、段鼻の納まりと有効踏面を確認したうえでレベルを決めます。横からの自然光が入る外部廊下は、わずかな不陸でも見えやすい場所です。

病院・クリニック・福祉施設

診療・入居を止められない現場が大半です。区画施工、臭気、粉塵、騒音の出る工程(ケレン・斫り)の時間帯を先に確定します。ストレッチャーや車椅子が通る床は、わずかな段差でも支障が出ます。

店舗・オフィス

テナント入替や区画変更では、既存の間仕切り位置に高さの不整合が残っていることが多くあります。什器の据付位置、レジ・厨房まわりの排水勾配の要否を確認してから施工範囲を決めます。

工場・倉庫・バックヤード

フォークリフトや台車の荷重がかかる床では、セルフレベリング材は「下地」であり仕上げではありません。上に施工する長尺シートや塗床の耐摩耗性・荷重条件を確認します。既存スラブの積載荷重に余裕がない場合、厚み10mmで概ね20kg/㎡前後の荷重が加わる点も事前確認が必要です。

乾燥期間と含水率|いつ長尺シートが貼れるか

工程で最も問題になるのが、この点です。セルフレベリング材は流し込み後、歩行可能になるまでと仕上げ材を接着できるまでで必要な時間が違います。

いずれも使用製品、施工厚、気温、湿度、換気条件で変わるため、一律の日数はありません。採用製品の施工要領にある養生期間と、接着剤メーカーが指定する下地含水率の条件を確認したうえで、工程表として日数をご案内します。

工期に余裕がない現場では、速硬型材料の採用、区画を分けた分割施工、送風・換気による乾燥促進などを組み合わせて短縮を検討します。「いつ貼りたいか」を先にお知らせいただければ、そこから逆算した工程をご提案します。

施工の流れ

1. 現況確認仕上げ材の種類、必要な仕上がり高さ、施工面積、下地の状態、必要な施工厚を確認します
2. 下地処理清掃、脆弱部・接着剤残りの処理、欠損部の補修
3. 漏れ止め開口部・取り合い・配管周りからの流出を止めます
4. プライマー下地の吸水を整え、接着を確保します
5. レベル出しレーザーで仕上がり高さの基準を出します。建具・他室との取り合いを確認します
6. 流し込みセルフレベリング材を流し込み、平滑面をつくります
7. 乾燥・引き渡し厚みと気温に応じた乾燥期間を確保したうえで、次工程へ引き渡します

費用の目安

7,500円/㎡〜 20㎡以下・平均厚10mmで一式15万円程度(税別、法定福利費・諸経費別)。面積、必要な厚み、下地の状態、養生・立入制限の条件で変動します。

※上記は契約金額を保証する表示ではありません。使用材料、必要な下地処理、施工時間帯、搬入・駐車条件などにより変動します。

見積り内訳の考え方は床レベラーの費用・見積り内訳で公開しています。

よくあるご質問

  • どのくらいの不陸なら下地調整が必要ですか。一般的な床下地の精度の目安は3mにつき±3mm以内です。ただし採用するシート・接着剤メーカーの施工要領に指定がある場合はそちらが優先します。現況の最大段差と面積をお知らせいただければ、必要な施工厚をご案内します。
  • 流した翌日に長尺シートを貼れますか。歩行可能になる時間と、接着剤が施工できる下地状態になるまでの時間は別です。製品・施工厚・気温・換気で変わるため、採用材料の施工要領をもとに工程表でご案内します。工期が限られる場合は速硬型材料や分割施工で短縮を検討します。
  • 部分的な施工だけでも依頼できますか。1室単位・小面積の施工も承っています。少面積は搬入・養生・下地処理・プライマー・練混ぜの固定作業があるため、面積だけの単純計算にはなりません。
  • 営業中・居住中でも施工できますか。夜間・土日の施工に対応しています。搬入時間、騒音が出る工程の時間帯、翌営業日の使用開始時刻を確認して工程を組みます。
  • 下地に浮きがある場合はどうなりますか。浮きの上にセルフレベリング材を流すと下地ごと剥離します。打診調査のうえ、撤去またはエポキシ樹脂注入を先に行います。当社は断面修復・樹脂注入も自社施工のため、一括でご依頼いただけます。
  • 水勾配が必要な床にも使えますか。セルフレベリング材は自己水平性を持つため、勾配は取れません。勾配が必要な部分は勾配モルタルや樹脂系工法を組み合わせます。

長尺シート下地・床レベラーの施工実績

施工実績の一覧を見る

あわせてご確認ください

図面・現場写真・仕上げ材の種類をお送りください

次の4点が分かれば、概算と工程の目安をご案内できます。現地調査・概算お見積りは無料です。

  • おおよその面積(㎡)と最大段差(mm)
  • 既存の床材(何を撤去した後か)
  • 貼る予定の長尺シートの品番・メーカー
  • いつ貼りたいか(次工程の予定日)

対応地域:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県

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