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コンクリートのジャンカ(豆板)補修|見分け方と適切な補修方法

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ジャンカ(豆板)補修|危険度の見分け方・はつり範囲・鉄筋露出【東京】

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最終更新:2026年7月22日|株式会社LIFIX

砂利が見えるだけでは、補修方法も補修範囲も決まりません

コンクリート表面に砂利が集まり、蜂の巣状の空洞が見える状態は、ジャンカ(豆板)の可能性があります。重要なのは、見えている穴を埋めることではなく、骨材が動く範囲と内部の脆弱部がどこまで続いているかを確認することです。

このページの対象:ジャンカの一般的な原因説明ではなく、補修前に何を確認し、どこまではつり、鉄筋露出や水分がある場合にどう判断を変えるかを中心に解説します。

先に結論:①骨材が動くか、②空隙が奥へ続くか、③鉄筋が見えるか、④柱・梁・基礎・外壁などどこにあるか、⑤水や錆汁を伴うか。この5項目を確認してから補修範囲と材料を決めます。

ジャンカの危険度を判断する前に確認する5項目

写真だけで構造上の安全性を断定することはできません。ただし、現地調査の優先度と必要資料は次の5項目で整理できます。

確認項目現場で見る状態判断への影響
骨材の動き指や工具で触れたときに砂利が動く・周囲が崩れる表面より奥まで脆弱部が続く可能性を確認します
深さ・広がり小さな開口の奥に空隙が続く、周囲にも空洞音がある見えている面積だけでは補修数量を決められません
鉄筋鉄筋露出、錆、錆汁、鉄筋沿いの空隙がある鉄筋の状態と必要なかぶりの復元を確認します
発生部位柱・梁・壁・基礎・床・天井・庇・外構重要部材や頭上部では管理者・設計者との確認を優先します
水分雨掛かり、漏水、湿潤、白華、濡れ跡がある水の経路を残したまま埋めると再劣化につながります
早めの安全確認が必要:天井・庇・外壁で落下のおそれがある、鉄筋が露出している、錆汁が出ている、触ると連続して崩れる、柱・梁・基礎で広範囲に発生している場合は、周囲への立入りを管理し、専門家へご相談ください。

ジャンカ・あばた・欠損・爆裂の違い

「表面が欠けている」という見た目だけでジャンカと決めると、原因に合わない補修になる場合があります。

見えている状態主な特徴詳しく確認すること
ジャンカ・豆板粗骨材が集まり、骨材間に連続した空隙がある骨材の動き、奥行き、鉄筋、発生部位、水
あばた・気泡表面に小さな丸い穴が点在する美観上の問題か、内部まで空隙が続くか
角欠け・欠損衝撃や脱型などで形状の一部が失われている周囲の浮き、ひび割れ、欠損原因
爆裂鉄筋腐食などでコンクリートが押し出される錆汁、鉄筋断面、周囲の浮き、落下リスク

欠け・剥がれ・爆裂を中心に調べたい場合は、コンクリート欠損補修ページをご覧ください。

見えている面積と、実際にはつる範囲が違う理由

ジャンカは表面の開口が小さくても、その奥や周囲にモルタル分の少ない部分が続いていることがあります。補修境界を見た目の色や穴の形だけで決めると、動く骨材や脆弱部を内部へ残す可能性があります。

  1. 周囲まで状態を確認する
    露出部だけでなく、周囲の骨材、空洞音、ひび割れ、鉄筋、水分を確認します。
  2. 脆弱部と健全部の境界を見極める
    動く骨材や密実でない部分を確認し、健全な下地へ到達する範囲を検討します。
  3. 除去後に深さと鉄筋を再確認する
    はつり後に初めて分かる奥行き、鉄筋露出、空隙の連続性を踏まえて材料・工程を確定します。
ジャンカ補修で脆弱部を確認し健全部まで除去して断面を復元する流れ
一般的な確認から補修までの考え方。実際の除去範囲・材料・工程は現地状態と仕様協議によって決定します。
表面だけを薄く塗る前に:内部へ動く骨材や空隙が残っていると、補修層の浮き・剥がれ・ひび割れにつながる可能性があります。

新築検査前と既存建物では、確認する資料が違います

新築・引渡し前の是正

  • 発生位置が分かる図面・指摘一覧
  • 柱・梁・壁・基礎など部材名
  • 打設日、打設区画、施工記録
  • 設計者・監理者・元請との補修仕様
  • 是正前後の写真と完了記録

見た目を整えるだけでなく、決められた補修仕様と検査記録に沿って進めます。

既存建物・改修時の補修

  • いつ発見したか、範囲が広がったか
  • 雨掛かり・漏水・結露との関係
  • 錆汁、浮き、ひび割れ、剥落
  • 過去の補修材と再剥離の有無
  • 足場・高所・施設稼働など施工条件

ジャンカだけでなく、水分や鉄筋腐食など現在進行している要因を切り分けます。

新築マンションの検査前是正については、新築マンションの左官下地補修ページもご確認ください。

状態別に検討するジャンカ補修方法

確認した状態補修の考え方施工前に決めること
表層が浅く、骨材が動かない下地を確認し、表層の充填・仕上げを検討内部空隙の有無、要求される仕上がり
骨材が動く、奥へ空隙が続く脆弱部を健全部まで確認・除去し、断面を復元はつり範囲、深さ、施工方向、補修材
鉄筋が露出・発錆している鉄筋状態を確認し、必要な処置とかぶりを復元錆・断面欠損、周囲の浮き、設計者確認の要否
広範囲・重要部材・大きな空洞構造上の確認を優先し、関係者と補修仕様を決定部材、範囲、図面、品質記録、要求性能
漏水・湿潤を伴う水の経路と止水・防水条件を整理してから断面修復水圧、侵入口、施工時の含水状態、再発対策

LIFIXでは、左官補修・断面修復・必要に応じた色合わせに対応します。使用材料と工程は、現地状態、設計・監理者の仕様、要求性能を確認したうえで決定します。

ジャンカ補修で避けたい4つの失敗

表面だけを隠す

動く骨材や内部空隙を残したまま薄く塗ると、補修層の浮きや再剥離につながる可能性があります。

見えている穴だけを数量にする

はつり後に範囲が広がる場合があるため、見積条件と追加確認の基準を事前に整理します。

水分を無視して埋める

漏水・湿潤・雨掛かりがある場合は、付着条件や再劣化を考え、水の原因も確認します。

鉄筋を確認せず復元する

鉄筋露出や錆がある場合は、状態を確認しないまま埋め戻さず、必要な処置と記録を残します。

写真相談で送っていただきたい4種類

1建物・部位の全景

柱、梁、壁、基礎、天井など、どこにあるか分かる距離から撮影してください。

2ジャンカ部分の接写

定規やスケールを添え、幅・高さ・空隙の見え方が分かる写真をお願いします。

3側面・奥行き

可能な範囲で斜め方向から撮影し、深さ、鉄筋、濡れ、錆汁が分かるようにします。

4図面・指摘資料

新築是正では部位名、通り芯、階数、指摘番号が分かる資料があると確認が早くなります。

ジャンカ補修の費用・工期を左右する条件

表面の見付面積だけでは、正確な費用を判断できません。脆弱部を除去した後の実寸、鉄筋、水分、施工方向、要求性能によって工程が変わります。

  • 箇所数・見付面積・実際の深さ
  • はつり後の補修体積
  • 鉄筋露出・錆処置の有無
  • 柱・梁・壁・床・天井など施工方向
  • 足場・高所・夜間・施設稼働条件
  • 漏水・湿潤・ひび割れの併発
  • 指定材料・要求性能・検査方法
  • 色合わせ・模様復元・完了記録

写真で概況を確認し、必要に応じて現地調査後に補修範囲・工程・仕上げをご説明してお見積りします。

判断根拠として確認した公的資料

本ページは、写真だけで構造安全性を判定するものではありません。重要部材・広範囲・鉄筋露出・大きな空洞では、設計者・監理者・管理者との確認を前提に補修仕様を決めます。

ジャンカ補修でよくある質問

砂利を触ると動きます。表面だけ埋めても大丈夫ですか?

動く骨材や脆弱部を残したまま表面だけを埋めると、密着不良や再剥離につながる可能性があります。周囲と奥行きを確認して補修範囲を決めます。

小さく見えるジャンカでも現地調査が必要ですか?

表面が小さくても内部へ空隙が続く場合があります。発生部位、骨材の動き、深さ、鉄筋、水分が分かる写真を確認し、必要性を判断します。

鉄筋が見えているジャンカも補修できますか?

ご相談いただけます。鉄筋の錆や断面、周囲の脆弱部、部材位置を確認し、必要な処置と断面復元方法を検討します。

新築マンションの検査前是正に対応できますか?

対応しています。指摘一覧、図面、部位、補修仕様、施工可能時間、完了記録の条件をご共有ください。

写真だけで見積もりできますか?

概算条件の整理はできますが、はつり後に補修範囲が変わる場合があります。全景・接写・側面・図面を確認し、必要に応じて現地調査後に正式なお見積りを行います。

対応エリアを教えてください。

東京都を中心に、神奈川県・埼玉県・千葉県へ対応しています。その他の地域も建物所在地と施工内容を添えてご相談ください。

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ジャンカは、隠す前に「どこまで弱いか」を確認します

LIFIXでは、骨材の動き、深さ、鉄筋、部材位置、水分を確認し、はつり範囲・下地処理・断面修復・仕上げをご提案します。

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