エレベーターピットとは?構造と漏水しやすい理由
エレベーターピットとは、エレベーターシャフト(昇降路)の最下部に設けられた地下構造のことです。
ピット内には、エレベーターの安全運転を支える重要な設備が設置されており、建物の中でも常に地下水圧の影響を受けやすい場所の一つです。
主な設備には、ガイドレール・バッファ(緩衝器)・バッファ受台・ガイドシュー・着床検出装置・点検灯・配線設備などがあり、これらはエレベーターの安全な運転に欠かせません。
しかし、エレベーターピットは地中に埋設されているため、壁や床には常に地下水圧が作用しています。
築年数の経過やコンクリートの経年劣化により、防水性能が低下すると、地下水がわずかな隙間から浸入し漏水が発生します。
特にLIFIXがこれまで施工してきた現場では、次の3か所からの漏水が非常に多く確認されています。
- 壁のコールドジョイント(打継ぎ部)からの漏水
- 壁のクラック(ひび割れ)からの漏水
- 床からの湧水(特にバッファ受台埋込み部周辺)
これらは見た目では同じような漏水に見えても、原因や地下水の流れ(みずみち)が異なるため、適切な調査と止水工法を選定することが重要です。
エレベーターピット漏水の3つの主な原因
エレベーターピットの漏水は、単に「コンクリートが古くなったから」ではありません。
地下では常に地下水圧がコンクリートに作用しており、施工時の打継ぎ部や経年劣化によるひび割れなど、わずかな隙間から地下水が浸入します。
LIFIXがこれまで数多く施工してきた現場では、特に次の3つの箇所から漏水するケースが多く確認されています。
エレベーターピットの漏水は、同じように見えても原因や地下水の流れ(みずみち)は現場ごとに異なります。
そのため、漏れている箇所だけを補修しても、原因を見誤ると再発する可能性があります。
次の章では、エレベーターピット漏水を放置すると起こるリスクについて詳しく解説します。
エレベーターピット漏水を放置するとどうなる?
エレベーターピットの漏水は、「少し水が溜まっているだけだから大丈夫」と放置されてしまうことがあります。
しかし、地下水は常に流れ続けているため、漏水を放置すると設備や建物全体にさまざまな悪影響を及ぼします。
初期段階では目立った問題がなくても、時間の経過とともに被害が拡大し、大規模な補修工事が必要になるケースも少なくありません。
まとめ
エレベーターピットの漏水は、水が出ている箇所だけの問題ではありません。
放置すると設備の故障や建物の劣化につながり、結果として補修費用や建物管理の負担が大きくなる可能性があります。
漏水を発見した時点で原因を調査し、適切な止水工事を行うことが、建物を長く安全に使用するための重要なポイントです。
では、実際にLIFIXではどのような方法でエレベーターピットの漏水を止めているのか。
次の章では、原因に応じた止水工法・高圧樹脂注入工法・裏面止水工法について詳しくご紹介します。
エレベーターピット漏水の補修方法・止水工法
エレベーターピットの漏水は、漏れている箇所だけを塞げば解決するものではありません。
地下には常に地下水圧が作用しており、地下水はコンクリート内部のわずかな隙間(みずみち)を通って流れています。
そのため、漏水原因を正確に調査し、原因に応じた止水工法を選定することが再発防止には欠かせません。
LIFIXでは現地調査を行い、漏水経路や地下水の流れを確認したうえで、最適な工法をご提案しています。
エレベーターピットの補修では、エレベーター会社との提携が必要になります。その段取り含め弊社の方で行うことも可能ですので、ご相談ください。
高圧樹脂注入工法
高圧注入でクラック・コールドジョイント内部へ樹脂が充填される動画☆
最も多く採用している工法が、高圧樹脂注入工法です。
漏水箇所へ専用パッカーを設置し、高圧ポンプを使用して止水材をコンクリート内部へ圧送します。
止水材は地下水と反応して発泡・ゲル化し、地下水の通り道(みずみち)を充填することで漏水を止めます。
この工法は、
・壁のコールドジョイント
・壁のクラック
床からの湧水
など、さまざまな漏水に対応できる代表的な止水工法です。
漏水経路(みずみち)を止めることが重要
地下水→みずみち→漏水→注入材で遮断
地下水はコンクリートの内部を自由に流れているわけではありません。 施工時にできた打継ぎ部や、クラック、豆板、バッファ受台周辺のわずかな隙間などを通って流れています。 この「みずみち」を止めなければ、漏水箇所だけを表面補修しても別の場所から再び漏水することがあります。 LIFIXでは漏水箇所だけではなく、地下水の流れそのものを止めることを目的とした施工を行っています。
ここまで、エレベーターピット漏水の原因と補修方法についてご紹介しました。
では実際にLIFIXではどのような現場で止水工事を行い、どのように漏水を改善してきたのでしょうか。
次の章では、実際の施工事例を写真付きでご紹介します。
LIFIXのエレベーターピット漏水施工事例
LIFIXでは、これまでマンション・オフィスビル・商業施設・公共施設など、さまざまな建物のエレベーターピット漏水に対応してきました。
漏水の原因は現場によって異なりますが、現地調査で地下水の流れ(みずみち)を特定し、原因に合わせた止水工事を行うことで、多くの現場で漏水の改善を実現しています。
施工事例③
バッファ受台周辺からの床湧水
症状
床面から地下水が湧き出し、バッファ受台周辺へ常時水が溜まっている状態でした。
施工内容
・湧水箇所調査
・高圧樹脂注入
・地下水経路の遮断
結果
床面からの湧水が止まり、ピット内を乾燥した状態へ改善しました。
エレベーターピット漏水でよくある質問(FAQ)
Q1. エレベーターピットに水が溜まっています。すぐに工事が必要ですか?
少量の水でも地下水が浸入している可能性があります。放置すると設備の腐食や漏電、エレベーター停止につながることがあるため、早めの調査をおすすめします。
Q2. エレベーターを停止しないと工事はできませんか?
漏水箇所や施工方法によって異なります。点検時に短時間停止する場合もありますが、建物の状況に合わせて影響を最小限に抑えた施工をご提案します。
Q3. エレベーターピット漏水の原因は何ですか?
主な原因は、
壁のコールドジョイント(打継ぎ部)
壁のクラック(ひび割れ)
床からの湧水
バッファ受台周辺
セパレーター跡
配管貫通部
などです。現地調査により原因を特定し、最適な止水工法を選定します。
Q4. 他社で補修しましたが再発しました。対応できますか?
はい、対応可能です。
再発の多くは、漏水箇所だけを補修し、地下水の通り道(みずみち)を止められていないことが原因です。LIFIXでは漏水経路まで調査し、原因に応じた止水工事を行います。
Q5. 漏水調査だけでも依頼できますか?
もちろん可能です。
漏水原因が分からない状態でも現地調査を行い、漏水箇所や地下水の流れを確認したうえで、補修方法をご提案します。
Q6. 工事期間はどのくらいですか?
漏水状況や施工範囲によって異なりますが、1日〜数日程度で完了するケースが多くあります。
大規模な漏水や複数箇所の補修が必要な場合は、事前に工程をご説明いたします。
Q7. エレベーターピット漏水は完全に止められますか?
漏水原因や建物の状況によって施工方法は異なりますが、適切な調査と止水工法を行うことで、多くの現場で漏水を改善しています。
重要なのは、原因を正しく把握し、地下水の通り道を遮断することです。
Q8. 東京以外でも対応していますか?
LIFIXでは東京都を中心に、神奈川県・千葉県・埼玉県でもエレベーターピット漏水・地下漏水・止水工事に対応しています。
その他の地域についても、お気軽にご相談ください。
Q9. 見積りは無料ですか?
現地調査やお見積りについては、現場の状況に応じてご案内しております。まずはお気軽にお問い合わせください。
Q10. 管理会社・管理組合・ゼネコンからの依頼も可能ですか?
はい。
LIFIXでは、
マンション管理組合
管理会社
ビルオーナー
ゼネコン
設計事務所
からのご依頼にも多数対応しております。
予算感
平均金額、1個のEVピットの止水工事単価は45万円〜になります。
更にその状況により価格も変動するので、お見積もりを無料で作成しております。
エレベーターピット漏水でお困りならLIFIXへご相談ください
エレベーターピット漏水は、単に水を止めるだけでは根本的な解決にならないケースが多くあります。
LIFIXでは、漏水原因の調査から止水工法の選定、施工、止水確認まで一貫して対応し、現場ごとの状況に合わせた最適なご提案を行っています。
こんなお悩みはありませんか?
エレベーターピットに水が溜まっている
壁から地下水が染み出している
床から湧水している
バッファ受台周辺から漏水している
他社で補修したが再発してしまった
漏水原因が分からない
LIFIXは、マンション・オフィスビル・商業施設・公共施設など、数多くのエレベーターピット漏水工事を手掛けてきた実績があります。
現地調査から施工まで責任を持って対応いたしますので、エレベーターピット漏水でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。