地下室の壁や床に出る水、白い析出物、雨の後に増える染みは、ひび割れ、打継ぎ部、配管まわり、床と壁の取り合い、排水設備など複数の原因で起こります。見えている場所と水の侵入経路が一致しないこともあるため、症状、天候による変化、既存補修、排水条件を確認してから施工方法を選びます。地下室全体と水が出ている箇所の写真、点検報告書、雨天時の変化をお送りください。現地確認が必要か整理してご案内します。
地下室漏水が起きる主な原因
・地下室の漏水は何故起きる? その主な原因は、地域の地盤の高さや地形によって地下室が地下水位(地下水面の高さ)より低くなり、常に水に浸かってしまっている状態になり、コンクリートの少しの隙間から漏水してきます。 ✳︎近くに川があればその水面よりも地下が高いのか低いのか確認するとわかりやすいです。 ・雨や台風などで水位上昇による漏水なのか、慢性的に起こる漏水なのかで原因も変わります。 過去の事例で、水道管が地中で欠損していて、水が漏れ出した影響で、その周辺のみ水浸し状態になっていて漏水してたケースもあります。 ヘアークラックが地下コンクリート壁やコンクリート床にあるだけで、外部からかかる水圧により内部に侵入し鉄筋とコンクリートの隙間を通り(水みち)、侵入箇所とは全く別の場所から漏水することもあります。 これを放置すると、鉄筋の腐食が加速し中性化が進行します。 ・中性化とは ※コンクリートは本来、強いアルカリ性を持っており、内部の鉄筋を錆から守っています。※ 経年劣化などにより水分や空気中の二酸化炭素が内部に侵入することで徐々にアルカリ性が失われていきます。 この症状を中性化と呼びます。
✴︎地下室漏水でよく見られる症状✴︎
地下室の漏水は、地下水の浸入やクラック、打継ぎ部からの漏水によって発生します。 初期段階では気付きにくいこともありますが、以下のような症状が見られる場合は漏水の可能性があります。
壁から水が出る
床から水が出る
白い粉が発生する
エフロレッセンスが発生する
カビが発生する
コンクリートが湿っている
地下室の壁から水が出ている方へ
地下室漏水は、すべて同じ原因で発生するわけではありません。
壁から水が出ている場合でも、
・クラック(ひび割れ)
・コールドジョイント
・セパレーター
・床と壁の取り合い部
・配管貫通部
など、実際の漏水箇所は様々です。
誤った施工方法を選択すると、一時的に止水できても再発するケースがあります。
LIFIXでは現地調査を行い、漏水箇所や地下水の侵入経路を特定したうえで最適な止水工事をご提案しています。
その為、LIFIXでは目視の調査費用は完全無料で行っております。
写真から確認する地下室漏水の6つの症状
| 考えられる原因 | 要注意度 | |
|---|---|---|---|
地下室の壁から水が出る | クラック・打継ぎ部漏水・地下水浸入 | ★★★★★ | |
地下室の床から水が出る | 床下からの湧水・地下水圧 | ★★★★★ | |
白い粉が出る | エフロレッセンス・地下水浸入 | ★★★★☆ | |
雨の日だけ漏水する | 外壁クラック・打継ぎ部漏水 | ★★★★☆ | |
常に湿っている | 地下水位の影響・慢性漏水 | ★★★★★ | |
カビや臭いが発生する | 長期漏水・湿気滞留 | ★★★☆☆ |
症状別に考えられる浸入経路
✴︎地下室の壁から水が出る場合
地下室の壁から水が出る場合、最も多い原因はクラックや打継ぎ部からの地下水浸入です。
地下水はコンクリート内部を移動するため、水が出ている場所と実際の侵入箇所が異なるケースも少なくありません。
特に雨の後に漏水量が増える場合は、外部からの浸入が疑われます。
地下室の床から水が出る場合
床だけが濡れている場合は、地下水位の上昇や床スラブ下からの湧水が考えられます。
特に地下室の角部や壁際で発生するケースが多く、放置すると水たまりが拡大することがあります。
地下室に白い粉が出る場合
白い粉はエフロレッセンスと呼ばれる現象です。
地下水がコンクリート内部を移動する際にセメント成分が表面へ析出して発生します。
地下水浸入や漏水のサインであることが多いため注意が必要です。
調査結果から選ぶ地下室漏水の補修方法
地下室漏水は、原因によって補修方法が異なります。 クラックからの漏水なのか、打継ぎ部からの漏水なのか、床下からの湧水なのかによって適切な工法は変わります。 誤った補修方法を選択すると、一時的に止水できても再発するケースがあります。
クラックからの漏水
コンクリートのひび割れ(クラック)から漏水している場合は、高圧注入止水工法が一般的です。 漏水経路へ止水材を注入し、地下水の侵入を遮断します。 特に地下室や地下ピットでは多く採用される工法です。
打継ぎ部からの漏水
打継ぎ部はコンクリートを複数回に分けて打設した継ぎ目です。 地下水圧が掛かることで漏水しやすい箇所であり、専用止水材による高圧注入工法が有効です。
床からの湧水
床からの漏水は地下水位の影響を受けていることが多く、単純な表面補修では改善しません。 地下水圧を考慮した止水工事や床面改修工事が必要になります。
エフロレッセンス(白華現象)
エフロレッセンスそのものは白い粉ですが、その原因となる地下水浸入を止めなければ再発します。 白い粉を除去するだけでは根本解決になりません。
地下室漏水を放置するとどうなる?
地下室高圧注入状況動画をご覧ください。
材料を注入して水が押されて出てくる状況です。リアル施工動画
地下室漏水でよくある質問(FAQ)
Q. 地下室の壁から水が出ています。すぐ補修した方が良いですか?
はい。地下室の壁から水が出ている場合、クラックや打継ぎ部から地下水が浸入している可能性があります。
漏水を放置すると鉄筋腐食やコンクリート劣化が進行し、補修範囲が拡大することがあります。
早めの調査をおすすめします。
Q. 地下室の床から水が湧いています。原因は何ですか?
床からの漏水は地下水位の上昇や床スラブ下からの地下水浸入が原因であることが多くあります。
表面だけを補修しても再発するケースがあるため、漏水経路の特定が重要です。
Q. 地下室の壁に白い粉が出ています。これは何ですか?
白い粉は「エフロレッセンス(白華現象)」と呼ばれる現象です。
地下水がコンクリート内部を移動し、セメント成分が表面に析出することで発生します。
地下水浸入や漏水のサインである場合が多いため注意が必要です。
Q. 地下室漏水は自然に止まることがありますか?
基本的に自然に改善することはほとんどありません。
一時的に漏水量が減ることはありますが、地下水圧や雨水の影響によって再発するケースが多く見られます。
Q. 防水材を塗るだけで漏水は止まりますか?
地下室漏水の場合、表面に防水材を塗るだけでは十分な効果が得られないケースがあります。
特に地下水圧が掛かっている場合は、漏水経路へ止水材を注入する高圧注入止水工法が必要になることがあります。
Q. 漏水箇所と実際の侵入箇所は同じですか?
同じとは限りません。
地下水はコンクリート内部を移動するため、水が出ている場所と侵入箇所が数メートル離れているケースもあります。
そのため現地調査による原因特定が重要です。
Q. 地下室漏水を放置するとどうなりますか?
漏水を放置すると、
エフロレッセンス(白華現象)
カビや臭いの発生
鉄筋腐食
コンクリートのひび割れ
コンクリートの剥離・爆裂
などが発生する可能性があります。
建物の耐久性や資産価値にも影響を与えるため、早期対応が望ましいです。
Q. 地下室漏水の補修費用はどれくらいですか?
漏水原因や範囲によって大きく異なります。
クラック1本の補修で済むケースもあれば、複数箇所の高圧注入止水工事が必要になるケースもあります。
まずは現地調査で原因を特定することが重要です。
Q. 地下室漏水はどのような工法で補修しますか?
原因によって異なりますが、
高圧注入止水工法
低圧注入工法
打継ぎ部止水工事
壁床取り合い部止水工事
などが一般的です。
LIFIXでは漏水原因に応じて最適な工法をご提案しています。
Q. 地下室漏水の調査だけでも依頼できますか?
はい。
地下室漏水は原因特定が最も重要です。
LIFIXでは現地調査を行い、漏水箇所や地下水の侵入経路を確認した上で最適な補修方法をご提案しています。
地下室漏水の調査・止水工事はLIFIXへご相談ください
LIFIXでは東京都を中心に、地下室・地下駐車場・地下構造物の止水工事に対応しています。 【港区・昭島市の施工実績】 港区と昭島市のテナントビル地下で、コンクリート壁と床の打継ぎ部から発生した漏水に対する止水工事を実施しています。使用材料はハイセルOH708およびハイセルOH9Xです。 地下漏水は、室内側で水が出ている場所と侵入経路が一致しない場合があります。壁と床の打継ぎ部、ひび割れ、配管貫通部、既存補修範囲などを確認し、現場条件に応じて施工範囲を検討します。 地下室の壁・床から水が出る、大雨後に漏水が増える、補修後に別の場所から再発した場合は、漏水箇所と周囲が分かる写真を添えてお問い合わせください。 電話受付時間外・夜間・土日の施工にも対応しています。建物管理会社や設備会社との調整が必要な場合も、まずは写真を添えてご相談ください。
厳密な検査で漏水工事の品質を確認
建物の耐久性や安全性に影響を与えるだけでなく、住環境にも大きな影響を及ぼす漏水問題にさまざまな施工方法で対処する際にはコーキングの劣化や屋上コンクリートの亀裂などの原因を突き止め、適切な工事を選定します。また、施工後は厳密な検査を行い、防水処理が適切に施されていることを確認してからのお引渡しを徹底することで防水工事の品質を保証しています。建物を水の浸入から守るだけでなく、長期的な維持管理コストの削減にも貢献して東京を拠点に快適な居住環境を提供します。


