地下の壁と床の継ぎ目から出続ける水を、内側から止水



- 症状
- 地下の壁と床の取合いから漏水が続き、床が濡れて黒ずんでいた
- 原因
- 壁と床の打継ぎ部が水の通り道になっていた
- 工法
- 打継ぎ部に沿って斜めに削孔し、高圧注入(床の打継ぎと角の縦の打継ぎ)
- 材料
- ハイセルOH-9X
- 結果
- 打継ぎ部の全長に止水材が行き渡り、漏水の停止を確認
表面をモルタルやシーリングで覆っても水圧で押し出されるため、躯体内部の水みちへ直接送り込む方法を選んでいます。
この事例の詳細と注入動画を見る →
地下室の壁から水が出る原因とは?地下水浸入・クラック・打継ぎ部漏水の見分け方と対策
地下室の水漏れを止める止水工事
壁・床から水が出る原因の調査から補修まで
地下室の壁や床、打継ぎ、ひび割れから染み出す水は、コンクリートの中にできた「水みち」を通ってきます。LIFIXはコンクリート構造物の補修・止水を専門とする会社です。水が出ている場所だけでなく、入口と通り道を調べてから高圧注入で止水します。管理会社・管理組合・建設会社・建物オーナー様からのご相談に対応しています。
工事名や原因が分からなくても大丈夫です。点検報告書があれば該当ページも添えてください。
「地下室の水漏れ」には、水道の配管・器具の故障と、コンクリートから染み出す漏水があります。水道の配管・器具の故障以外は、LIFIXが原因の切り分けから対応します。
蛇口・トイレ・給湯器のまわりから漏れる/水を使っていないのに水道メーターが動く
給水・排水の配管や器具の故障
相談先:水道業者(水道局指定工事店)配管の故障か、コンクリートからの漏水か分からない場合はLIFIXへ写真をお送りください
天井から水が落ちてくる/天井と壁の境目が濡れる
天井スラブと壁の打継ぎからの浸入、または上階の配管・設備からの漏れ
相談先:LIFIX(原因の切り分けから対応)壁や床、壁と床の境目、ひび割れから水が染み出す/雨の後に増える/白い粉が出る
地下水・雨水がコンクリートの打継ぎ・ひび割れ・すき間を通って入っている
相談先:LIFIX(止水工事)配管や電線がコンクリートを貫通している部分のすき間から出る
スリーブと躯体のすき間が水みちになっている
相談先:LIFIX(止水工事)大雨のたびに水が溜まる/出入口・ドライエリアから流れ込む
雨水の流入や排水不良に、床や壁からの浸入が重なっていることがあります
相談先:LIFIX(浸入経路の調査から対応)他社で補修・防水したのに止まらない/止めた後に別の場所から出てきた
表面だけの処理で奥の水みちが残っている、または止めた水圧が別の弱い箇所へ回っている
相談先:LIFIX(再調査・止水)判断がつかない場合も、まずは写真をお送りください。原因の切り分けから、LIFIXが進めます。
地下の水はコンクリートの中を移動するため、水が出ている場所と入り口が数メートル離れていることがあります。下の表は、LIFIXが実際に止水した症状ごとに、疑う入り口と施工事例をまとめたものです。最終的には現地で確かめます。
| 見えている症状 | 疑う入り口 | 施工事例・解説 |
|---|---|---|
| 壁と床の境目に沿って濡れる・黒ずむ | 打継ぎ部(コンクリートを分けて打った継ぎ目) | 大田区|戸建の地下 江東区|マンション地下ピット 解説:打継ぎ部の漏水 |
| 壁の横・斜めの線に沿って水が出る | コールドジョイント(打ち重ねた境目) | 千葉県松戸市|地下駐車場の壁面 解説:コールドジョイントの漏水 |
| 壁や床の線状のひび割れから染み出す | 外部まで貫通したひび割れ | 東京都|地下駐車場の壁のひび割れ 品川区|マンション地下ピットのクラック 解説:ひび割れ補修 |
| 壁一面から滲み、床に水溜まりができる | 地下水圧を受けた壁面の水の通り道 | 武蔵野市|マンション地下駐車場の壁面 |
| 配管・電線のまわりが濡れる | 貫通部のスリーブと躯体のすき間 | 大阪府茨木市|基礎の配管貫通部20箇所 三鷹市|電線ケーブルの貫通部 解説:配管貫通部の漏水 |
| 壁の一点から出る・叩くと浮いた音がする | 壁内の空洞、セパレーター跡、ジャンカ | 足立区|半地下の壁内スリーブ状空洞 |
| 床から水が湧く・床の継ぎ目から出る | 床スラブのひび割れ、既存土間と増し打ちの境目 | 千葉県野田市|床から湧くエレベーターピット 立川市|ホテル地下ピットの土間の打継ぎ |
| 白い粉(白華)・錆色の筋が出る | 水が躯体の中を通っているサイン。鉄筋の錆が進んでいる可能性 | 三鷹市|階段部のひび割れと白華 渋谷区|貫通ひび割れと爆裂 解説:爆裂補修 |
| 天井の入隅・スラブの取り合いから落ちる | 天井スラブと壁・柱の打継ぎ、デッキスラブの境目 | 三鷹市|デッキスラブと壁の境目 三鷹市|柱と天井スラブの打継ぎ |
地下駐車場やエレベーターピットの水溜まりは、それぞれの専用ページで解説しています:地下・半地下駐車場/エレベーターピット。その他の事例は施工実績一覧をご覧ください。
見えている出口だけを塞ぐと、水は別の弱い所から出てきます。そのため、施工前に「入り口」と「通り道」を確かめます。


目視による調査と見積りは無料です。排水・乾燥・撤去などを伴う詳細調査が必要な場合は、内容と費用を事前にご説明します。
地下の漏水は、外側から防水し直すのが理想です。ただ、土に埋まっている地下室の外側には手が届きません。そこで室内側からの工事を、症状に合わせて組み合わせます。
躯体に斜めに穴をあけて注入プラグを付け、水みちの中へ止水材を送り込みます。表面ではなく、コンクリートの内部で水の通り道を塞ぎます。
向いている症状:打継ぎ、ひび割れ、貫通部など、入り口が特定できる漏水
防水材やモルタルで表面を覆う方法です。水が出ている状態で表面だけを覆うと、裏からの水圧で押し出され、長くはもちません。
向いている場面:止水後の仕上げ、湿気対策の補助
無理に閉じ込めず、水を安全な位置や既存の排水設備へ導いて水圧を逃がします。電気設備の近くや、老朽化して全部を止めると別の箇所に回る建物で使います。
向いている場面:複数箇所からの漏水、電気設備まわり
地下室に限らず、地下駐車場・エレベーターピットを含めた止水工法の全体はコンクリート地下漏水でまとめています。
材料は漏水量とコンクリートの状態で選びます。劣化して脆くなった躯体に発泡の強い材料を入れると、膨張する力でコンクリートを傷めることがあるため、事前に躯体の状態を確かめます。
地下室での高圧注入の様子です。止水材を送り込むと、水みちにあった水が押し出されて出てきます。
症状の出方も、原因も、止め方もそれぞれ違います。近い症状の事例から見てください。



表面をモルタルやシーリングで覆っても水圧で押し出されるため、躯体内部の水みちへ直接送り込む方法を選んでいます。
この事例の詳細と注入動画を見る →


空洞は事前調査では見えませんでした。初日に使った材料では容積が足りないと分かった時点で、材料と方法を切り替えています。
この事例の詳細と内視鏡の映像を見る →


地下水の浸入そのものを止めるには、背面注入や大規模な防水改修が必要です。管理組合様の長期修繕計画・予算とあわせて、段階的な進め方をご提案しています。
この事例の詳細を見る →防水しても止まらなかった戸建5棟の配管貫通部20箇所を止水した事例もあります:大阪府茨木市|防水しても止まらない床下漏水/施工実績一覧
漏れている所を止めるのは当然です。LIFIXが大事にしているのは、止めた後のことまで考えることです。地下の水は弱い所を探して出てくるため、1箇所を止めると、行き場を失った水圧が別の弱い箇所へ回り、そこから再び漏れることが多くあります。そのため、現地で建物の状態と水の流れを確認し、どこを止め、どこへ水圧を逃がすかを判断してから施工します。
施工直後に水が止まっていても、それだけでは完了にしません。大雨が降ったタイミングで漏水がないことを確認してから、施工完了とします。
LIFIXが注入した箇所から再び漏水した場合は、1年間、無償で再注入します。
水圧が回って施工範囲の外から漏水した場合は、新たな箇所として調査のうえ、別途お見積りします。
この考え方は地下室に限らず、LIFIXのすべての止水工事に共通しています(コンクリート地下漏水)。止水業者を比べるときの確認点は止水工事業者の選び方で解説しています。
地下室は常に地下水の圧力を受けているため、漏水が自然に止まることはほとんどありません。放置すると次のことが起きます。
| 建物 | 水と空気で中性化が進み、鉄筋が錆びて膨張し、ひび割れ・剥がれ・爆裂につながります。白い粉や錆色の筋はその前兆です。 |
|---|---|
| 設備・安全 | 電気設備への浸水による漏電、床の水による転倒・車両のスリップの原因になります。 |
| 環境 | 湿気がこもり、カビや臭いが発生します。保管物にも被害が出ます。 |
| 費用 | 漏れる範囲が広がるほど、調査範囲・注入箇所・仕上げの復旧が増えます。 |
次の写真があると、原因の見立てと調査の進め方をすぐにお伝えできます。
当店でご利用いただける電子決済のご案内
下記よりお選びいただけます。