施工実績
足立区|半地下の漏水と壁内スリーブ状空洞|内視鏡で確認し充填・止水
足立区|半地下の漏水と壁内スリーブ状空洞|内視鏡で確認し充填・止水
打継ぎ部をハイセルOH-9Xで止水後、壁内のスリーブ状空洞を内視鏡で確認。708L充填とショーレジンパテによる表層処理で止水した事例
東京都足立区の半地下部で、打継ぎ部の漏水と、作業中に見つかった壁内のスリーブ状空洞を止水した施工事例です。
打継ぎ部へハイセルOH-9Xを高圧注入した後、内視鏡で奥行き約30cmの空洞を確認。ハイセルOH-708Lを充填し、ショーレジンパテで表層を塞いで止水しました。
| 症状半地下部の打継ぎ部から漏水。作業中に壁内の空洞からも出水 | 原因打継ぎ部の水みちと、表面から見えないスリーブ状の空洞(奥行き約30cm) |
| 工法打継ぎ部にOH-9Xを高圧注入/空洞は内視鏡で確認しOH-708Lを充填 | 結果表層をショーレジンパテで塞ぎ、止水完了 |
| 施工期間 | 2026年8月18日〜8月30日 |
|---|---|
| 施工箇所 | 東京都足立区・半地下部 |
| 施工内容 | 打継ぎ部への高圧注入・壁内空洞の調査と充填・表層処理 |
| 使用材料 | ハイセルOH-9X/ハイセルOH-708L/ショーレジンパテ |
今回の施工について
東京都足立区の半地下部で、打継ぎ部から発生していた漏水に対し、注入位置を削孔してプラグを取り付け、ハイセルOH-9Xを高圧注入しました。この処置により、打継ぎ部からの漏水は止水しています。
作業中に壁のコンクリート浮きを確認しました。浮きの状態を確認するため、表面から約1cm削孔した段階で、約5cm角の範囲に円形の空洞が現れ、スリーブのような孔があることが分かりました。この空洞は表面から確認できず、事前調査の段階では把握できなかったものです。
内視鏡で空洞内部を確認
空洞内部から水が出ていたため、内視鏡スコープを使用して内部を撮影しました。その結果、奥行き約30cmのスリーブ状の空洞であることが分かりました。
内視鏡スコープで確認した壁内空洞の映像
写真について:ハイセルOH-708Lを充填している途中の写真はありません。掲載している空洞写真2枚は充填前、白い施工箇所の写真はショーレジンパテによる表層処理後です。
残っている懸念も、そのままお伝えしています。地下は常に水圧がかかっているため、一箇所を塞ぐと、その水圧が逃げ場を探して別の弱い所へ回ることがあります。この建物についても、その可能性は残っています。水を止めるのは当たり前で、止めたあとまで考えることが大事だと考えています。だからLIFIXでは、止める所と逃がす所を現地で判断し、懸念が残る箇所は隠さずお伝えしたうえで、止まるまで対応します。
施工工程
- 打継ぎ部への高圧注入
削孔して注入プラグを取り付け、ハイセルOH-9Xを高圧注入しました。打継ぎ部からの漏水はこの工程で止水しています。 - コンクリート浮きと空洞を確認
作業中に壁の浮きを確認し、表面から約1cm削孔した段階で、約5cm角の範囲に円形の空洞が現れました。 - ハイセルOH-9Xによる初回充填
空洞内部へ可能な範囲で注入しましたが、空洞全体の充填には別の対応が必要と判断しました。 - 内視鏡スコープによる確認
水が出ていた空洞内部を撮影し、奥行き約30cmのスリーブ状空洞であることを確認しました。 - ハイセルOH-708Lを空洞内部へ充填
確認したスリーブ状空洞の内部へハイセルOH-708Lを充填しました。 - ショーレジンパテで表層処理
表層をショーレジンパテで完全に塞ぎ、止水を完了しました。
よくある質問
Q.事前の調査では分からない原因もあるのですか?
A.あります。今回のスリーブ状の空洞は、表面からは見えませんでした。作業中に壁のコンクリート浮きに気づき、表面から約1cm削孔した段階で、約5cm角の円形の空洞が現れて初めて分かったものです。壁の内部に何があるかは、壁を開けるまで完全には分かりません。
Q.表面から見えない空洞は、どうやって中を確かめるのですか?
A.内視鏡スコープを入れて内部を撮影します。今回はそれで、奥行き約30cmのスリーブ状の空洞であることが分かりました。映像はこのページに掲載しています。中の形と奥行きが分かると、どの材料をどれだけ入れるかを決められます。
Q.一度の注入で止まらなかった場合は、どうなりますか?
A.材料と方法を変えて対応します。今回は初日、発泡倍率が比較的低いハイセルOH-9Xで空洞内へ注入しましたが、これだけでは大きな空洞を埋めきれないと判断しました。そのうえで、空洞内部にはハイセルOH-708Lを充填し、表層はショーレジンパテで塞いでいます。
Q.なぜ材料を使い分けるのですか?
A.役割が違うためです。打継ぎ部のような細い水みちには、水と反応して発泡し奥まで入り込むハイセルOH-9X。断面の大きい空洞には、その空間を埋めるハイセルOH-708L。最後に水の出口をふさぐ表層には、硬化後に痩せや膨れが出ないショーレジンパテを使っています。一種類の材料で全部をまかなおうとすると、どこかが残ります。
Q.工期はどのくらいですか?
A.目安は1〜3日です。今回は追加の処置が必要になったため、8月18日から8月30日にかけて対応しました。施工規模、漏水状況、作業条件、追加処置の有無で日数は変わります。
Q.保証はありますか?
A.施工箇所からの再漏水について、1年間の保証をお付けしています。保証期間内に施工箇所から再び漏水した場合は、無償で再注入します。水圧が回って施工範囲外から出てきた場合は、別途のお見積りとなります。
ご相談から施工までの流れ
漏水箇所、水の出方、コンクリートの状態を確認します。表面から判断できない場合は、必要に応じて内部も調査します。
調査結果をもとに、施工範囲・使用材料・施工方法をご説明し、お見積もりをご案内します。
工期の目安は1〜3日です。施工規模、漏水状況、作業条件、追加処置の有無によって日数は変わります。
打継ぎ部からの漏水については → 打継ぎ部・コールドジョイントの漏水
防水しても止まらなかった戸建5棟の基礎貫通部を、パテと注入で止水した事例もあります。 → 大阪府茨木市|防水しても止まらない床下漏水|基礎の配管貫通部20箇所を注入止水