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ひび割れ補修におすすめのバジリスクとその他の修繕方法

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ひび割れ修繕方法、バジリスク(自己治癒コンクリート)やその他の修繕方法の提案

ひび割れ修繕方法、バジリスク(自己治癒コンクリート)やその他の修繕方法の提案

2024/04/21

お客様からの質問も多く寄せられるバジリスク(自己治癒コンクリート)や修繕方法について簡単にご紹介します。

 

外壁や床にひび割れが生じてしまった際、どのような工事を施したらよいのかわからない方も多いかと思います。

ひび割れは放って置いてしまうと、建物の耐久性に影響を及ぼすため、早めに適切な方法で修繕することが大切です。

今回は、ひび割れの修繕方法におけるバジリスクについて、詳しくご説明いたします。

 

 

[目次]

○ひび割れの修繕方法について

○”バジリスク”とは

○そのほかの修繕方法

○まとめ

 

 

 

○ひび割れの修繕方法について

 地震の多い日本では、特に鉄筋コンクリート造の建物にその衝撃によってひび割れや亀裂が多く生じます。 

地震以外にも、気温変化や乾燥収縮、コンクリートの中性化といった様々な現象によってひび割れが起きてしまうのが特徴です。

ひび割れを放置してしまうと、そこから雨水がコンクリート内部に侵入し鉄筋の錆びにつながり、外壁が崩れたり、耐震強度の低下に繋がってしまいます。

それを防ぐために、コンクリートが自らひび割れを修復する能力を持ったバジリスクによる自己治癒技術がいま大きく期待されています。

 

 

 

○“バジリスク”について 

 バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。

1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。

コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によって損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。

ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。

この技術がコンクリート構造物の長寿命化およびメンテナンスフリーまたは大幅軽減等の特長を有することが評価され、2015年に欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされました。

ーバジリスクの修復メカニズム ー

 バジリスクの中に含むバクテリアをまずは乾燥状態にし、その状態にした上でエサとなる乳酸カルシウムといった栄養素一緒に顆粒化させコンクリート製造時に混入し、コンクリート硬化後ひび割れが発生した場合、雨水などの水分が浸入すると酸素を有する環境下でバクテリアが復活し、栄養分を吸収して炭酸カルシウムを生み出しひび割れを閉塞し、内部の鉄筋腐食を防止することができます。

バクテリアの代謝活動で発生した二酸化炭素は、B 剤に含まれるカルシウム分やコンクリート中の未水 和セメントと結合して炭酸カルシウムになり、ひび割れや細孔内部を埋めていきます。

 

 

 

○その他の補修方法

 バジリスク以外にも、ひび割れ補修には様々な工法があります。用いられる樹脂は大きく分けて2つあり、その上でさらに工法を分けることによってそれぞれ特徴が異なります。

[エポキシ樹脂]

 構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、こちらのエポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行います。強度は比較的バジリスクより強く、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。弊社では地下の防水工事だけでなく、外壁やトンネルなど様々な用途での止水工法として、エポキシ樹脂を施しているため、しっかりとした防水効果が見られます。

[アクリル樹脂]

 コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、0.1mm以下の微細なひび割れにも注入することができる樹脂です。エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。

 

 

 

○まとめ

 最後までお読みいただきありがとうございます。建物にひび割れが見られた場合は、どんな工事を施工するに当たってもまずその箇所の修繕が必要となる場合が多いです。株式会社LIFIXでは工事に関するご相談から、現場での劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、ぜひお気兼ねなくご相談ください。

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