コンクリートからの漏水（水漏れ）は放置すると危険

いつも拝見いただきありがとうございます。

本日は、コンクリートのひび割れ（クラック）から漏水している場合の対処の仕方について簡単に話していきます。

まずは、1枚目の画像を見ていきましょう。

コンクリート壁に水で濡れたような跡があります。

これは、コンクリートに縦長でひび割れが起きてそこから漏水している状況の写真になります。

建物周りの防水材の劣化による侵入、周辺地域の水位の上昇により地下コンクリートが水に浸かってしまっている状態で、コンクリートのひび割れから水の侵入、配管からの水漏れ、さまざまな要因があります。

2枚目の写真ですが、コンクリート床にひび割れがあります。

そこから水が侵入し地下コンクリート壁から漏水している状態でした。

弊社では、このひび割れにポリウレタン樹脂もしくは、アクリル樹脂を使用し水道であるひび割れを塞ぎます。

皆様も気づいたら地下に水溜りがあるなど、コンクリート壁が白い跡があるケースは漏水している可能性があります。

コンクリートにひび割れがあるということは、大気中の二酸化炭素や水などがコンクリート内に侵入し、本来強アルカリ性のコンクリートが中性に近づきます。

中性化が進行することにより鉄筋の膜が破壊され鉄筋の腐食が進行します。

中性化がそのまま進行すると、鉄筋がコンクリート内で膨張しコンクリートの剥離や剥落の原因になります。

建物を支える足元の耐久性が低下することは、建物そのものに影響を与え大掛かりな工事に繋がる可能性もあります。

是非定期的なメンテナンスをお勧めしております。

コンクリートのひび割れや漏水が発覚しましたら、是非一度ご相談下さい。

その時に適切な修繕方法のご提案をさせて頂きます。

また、弊社では目視診断無料で行っておりますので、お悩みの方はご連絡お待ちしております。